リーガルリスクフリーな中国企業決算書:詳細はinfo@nrating.jpまでお問合せ下さい。

中村格付研究所は、
企業信用調査の現場を通じて培った定性情報を読み解く経験則と、20余年携わる海外企業信用調査のノウハウ、それらに最新のAIにより可能となった統計ロジックをクロスさせ、国内外企業のリスク評価モデルを提供しています。
取引意思決定に際して最も困難なことは、信用調査報告書や現場の担当から収集された情報を、自分に納得感のある形で文章化することです。
中村格付研究所は、そうした企業情報を読み解く為のインサイトを提供しています。
各種企業評価モデルの概要

信用格付NRating
NRatingは、企業の定量、定性両面を考慮した信用スコアリングモデルです。企業立地や資本背景など、倒産予測値に対してレピュテーションリスクにつながる格をみます。

与信限度額算出
NR与信限度額は、企業の財務諸表を分析し、当該企業に対して推奨されうる売掛金の最大金額を算出します。取引全体の限度額と、一取引当たりの限度額の2種を算出。

倒産確率算出
普遍的倒産予測モデルであるZ-Scoreを、OCRを活用した数値の読み込みにより、簡単に算出できるようにしています。
中村格付研究所のブログ
- 海外企業買収と与信判断東芝 米WH買収 私がまだ業界最大手の信用調査会社で調査員をしていた頃、朝7時過ぎにはオフィスに出社している必要があった。簡単な朝食を済ませて、上司に読むように言われた日経新聞をポストから取り出し、電
- 自動車部品大手マレリの倒産と米国Chapter 11申請の背景——KKRファンドの関与と倒産手続きの基礎知識最近、自動車部品大手マレリ(旧カルソニックカンセイと旧マニエッティ・マレリの統合企業)が経営破綻の方向にあり、話題となっています。本稿では、マレリ倒産の背景や問題点、出資者であるKKRファンドの性質、
- 日本酒製造の新規参入解禁──伝統とイノベーションのはざまで揺れる業界構造2025年5月、日本政府は日本酒製造の新規免許発行を国内向けにも一部解禁する方針を示しました。(読売新聞 2025年5月27日朝刊) これまで原則として新規参入が認められていなかった「国内市場向けの酒
- 第7回:信用格付とは「技術と情報を守る力」の証明であるはじめに 本シリーズでは、企業活動と国家安全保障の接点にある経済安全保障と安全保障貿易管理の全体像と実務対応を解説してきました。 そして、私たち中村格付研究所は確信を持ってこう言います: これからの「
- 第6回:信用と安全保障が交差する時代に、企業が取るべき9つの対応策はじめに 経済安全保障や安全保障貿易管理の制度理解は、もはや一部の法務・輸出担当者だけの問題ではなく、企業の信用と存続を左右する経営課題です。 本稿では、中村格付研究所がこれまでの調査・支援実績に基づ
- 第5回:国家リスクを超えて考える「支配構造」の見抜き方はじめに これまで、安全保障貿易管理や経済安全保障推進法といった「制度」を中心に実務対応を整理してきましたが、ここからはより“実践的な視点”に踏み込みます。第5回のテーマは、国際取引における「見えない
- 第4回:経済安全保障推進法を実務で読み解くはじめに これまで「安全保障貿易管理」を中心に制度と実務を解説してきましたが、企業を取り巻く安全保障の枠組みは今や「経済安全保障」へと拡大しています。第4回では、2022年に施行された「経済安全保障推
- 第3回:信用調査とコンプライアンススクリーニングの活用「知らなかった」では済まされない時代へ 近年、安全保障貿易管理や経済安全保障の実務において、取引先の信用調査やスクリーニング体制の整備は、避けて通れないリスク対策となっています。 このような事例は決し
- 第2回:該非判定の実務と記録体制の整備「これは輸出しても大丈夫か?」に明確な根拠を 該非判定とは、自社製品・技術が日本の輸出管理規制(輸出令別表第1)に「該当するか否か」を判断するプロセスです。このプロセスは、企業が自らの責任で行う法的義